○ 大口径の新MRI装置になりました
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左(旧MRI装置) 日立メディコ社製永久磁石型オープンMRI「AIRIS-II」(0.3T)
右(新MRI装置) 日立メディコ社製超電導MRI装置「ECHELON OVAL」(1.5T)
新装置の利点:
@上下開口径の拡大(43cm→65cm) 大口径のMRI装置に変わりました
20cm以上高くなり、頭部検査時の圧迫感がかなり減りました。閉所恐怖症により旧MRI装置でも検査ができなかった方が新装置では検査できています。肥満の方では腹部が入らないこともありましたが、新装置では検査可能です。腰痛の方は真横を向いての検査(頭部以外の検査)ができます。これは腰椎圧迫骨折などの時に楽です。
A検査時騒音への静音機能の装備
高機能MRI装置では珍しくない検査時の爆音は、撮影方法も工夫して当院では最小限に留めております。個人差はありますが、旧装置と同様に検査中に眠ってしまわれる患者さんもおられます。
B検査時間の短縮
旧装置の半分程度になりました。最近の高速撮影法の発達により、頭部の外傷スクリーニング検査であれば20分程度で終了します。特に、小児の頭部打撲時の頭蓋内の出血確認なら10分程度で検査が終わります。
★最近になって開発されたMRI対応型の心臓ペースメーカには当院では対応できません。